木造建築としての取り組み
木造住宅の骨組みは木材。寺島製材所の木造建築としての取り組みをご紹介します。
①優良木材をたくさん使って建てています。
木造住宅の場合、木材は骨組みを担うことになりますので使用する木材が多いということは、しっかりした安全な家づくりにつながります。
木材使用量は、会社によってバラツキがありますが、寺島製材所では、1棟30坪の住宅の場合、約20㎥の木材を使用しており、安全な家づくりを目指しています。
(トラックの積み荷で換算した場合は次のようになります。)
寺島製材所の家づくりに使用している木材量(約20㎥)
2tトラック5台分
他ビルダー・工務店の家づくりに使用している木材量(約18㎥)
2tトラック4.5台分
ローコスト住宅の家づくりに使用している木材量(約15㎥)
2tトラック4台分 弱
②構造材には、しっかり乾燥した木材を使用しています。
木材は、しっかり乾燥することで強くなります。そしてその乾燥の度合いは、含水率で表すことができます。表の様に、含水率が30%を切ったころから、外部からの力に対しての強度が増しますが、現在ぐんま優良木材として認定を得るためには含水率が20%以下であることが必要です。
寺島製材所では、自社工場内に高温蒸気式の木材乾燥機を備えており、含水率は現場搬入時で8%~12%で推移しております。ぐんま優良木材としてはもちろん、水分量の安定といった点でも建てた後の不具合を抑えることができる水準です。