【ポイント①】全ての構造材が無垢材

寺島製材所では、木造住宅の軸組となる構造材に集成材を一切使用せず、すべて無垢材を使用しています。また、県産材を中心に良質な木材を選定して使用しており、すべてが「ぐんま優良木材使用住宅」となります。産地に近く、木材にとっては、気温や湿度が育った環境に近い状態で生き続けることができます。

【ポイント②】木材一本一本の木目が細かい

一般的に使用される木材より、木目が細かく重量がありずっしりと重いものを使用しています。樹齢でいえば70~80年の厳選された木材を使用するため、目が細かくかたくてしっかりしています。

【ポイント③】土台はヒバの無垢材を使用

木の赤身といわれる中心部のみを使用しているため、腐朽菌に強くシロアリに強いのが特徴です。もともとが大木であったため木目は非常に細かく重量があり、土台のような地面に近い所で使用するには最適な樹種です。ヒノキチオールに似た揮発成分を持っているため防虫能力が非常に高くなります。

【ポイント④】木材のチェックは一番のこだわり

通常の工務店やビルダーでは、木材は製材工場から現地に直接搬入されますが、寺島製材所ではプレカット工場から一旦、自社工場に持ち帰ってチェックし、不具合品がそのまま施工されることを防止しています。その後、木の向きの確認や仕上げの塗装をしてから現地に直送しています。

【ポイント⑤】湿気の経路には防虫・防腐加工を施した木材を使用

木材には湿気や水分が最大の敵になります。寺島製材所では、破風や胴縁といった目に見えない湿気や水分の通る可能性がある外部には、防虫・防腐剤を使用し、湿気対策を万全にしています。

【ポイント⑥】基礎の鉄筋のピッチが細かい

建築基準法では、直径10mmの鉄筋を30cm間隔で良いとされています。これを20cm間隔で施工する工務店が多い中、寺島製材所では、直径13mmの鉄筋を15cm間隔で鉄筋を組んでおり、安全性を高めています。

【ポイント⑦】断熱材は高性能グラスウールを使用。密度も細かい14K

グラスウールの素材は、ガラス繊維で出来ています。寺島製材所が使用する高性能グラスウールは、ここに撥水性を持たせるための加工を施して弱点を克服しており、安心で、また費用に対する効果も非常に高くなっています。

【ポイント⑧】無垢材には特殊な撥水性のある塗装を施す

寺島製材所が使用している塗料は、水をはじき、しみこまない性質を持つため、床材に適しており安心した暮らしやすさを得ることができます。また、この塗料は天然素材でできており、小さなお子様にも安全です。

【ポイント⑨】間取りは、構造面を最大に考慮

寺島製材所では、お客様に永い間、安心してお住まいいただくため、二階の力のかかる所の下部には柱があるように設計するなど、デザイン性のみならず構造面を重視した設計を行っています。

【ポイント⑩】1棟1棟梁で大工工事を責任施工

寺島製材所では、大工は棟梁としての技術を持ち、木の持つ性質を知り、経験を活かしつつ丁寧な施工を行います。一人棟梁性は、責任感と達成感を併せ持つことができ、お客様の信頼度も高くなっています。