皆様、こんにちは!

 前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の窪田です。

 朝起きて窓を開けると一面白銀の世界・・・そんなにニュースでは降雪の注意喚起はされていなっかた気がしますが、慌てて準備をして会社に向かいました。案の定、道は大渋滞。途中、追突事故も発生していました。どうやら追突した車はノーマルタイヤの様子。今日の積雪量でノーマルタイヤはかなり危険です。ちなみに、降雪時に雪用タイヤやチェーンを取りつける等、対策をしないと都道府県道路交通法施行細則又は道路交通規則(運転者の遵守事項)の違反となり、反則金(普通車で6千円)の対象となりますので、事故を起こす起こさない以前に注意が必要です。

 さて、ちょっとお家づくりとは違う話ですが、せっかくですので雪道の走行に関する注意点やコツ、主にスタッドレスタイヤの仕組みについても触れてみたいと思います。

 まず、スタッドレスタイヤの仕組みですが、大きく2つの効果・性能が期待出来ます。雪道(雪の上)での走行と凍結した路面(氷の上)の走行にメリットがあります。雪道ではスタッドレスタイヤ特有の溝が雪をブロック状に固める事で抵抗を増やしたり(雪柱せん断力)、タイヤの溝の角で雪を引っ掻くようなイメージ(エッジ効果)でグリップ力を得ています。なので、スタッドレスタイヤは安全といっても「溝が無ければ意味が無い」という結論になります。劣化したスタッドレスタイヤは逆に危険です。タイヤ交換の際や乗車前には必ず溝の残り具合を確認するようにしましょう。

 凍結した路面が滑りやすいのは、表面に出来る水膜が影響しています。スタッドレスタイヤは、この水膜を除去しタイヤを路面に密着させ、低温でも固くなりにくい特殊配合ゴムを使用し、ミゾの形状等を工夫して滑りの原因の水膜を除去し滑りにくくしています。凍結した路面での走行でも、やはり大切なのは「溝」の残り具合です。

 また、スタッドレスタイヤやチェーンをしているからと、いつも通りの運転をしていまうのも危険です。雪道・凍結した路面での走行はとにもかくにも「急」は禁止です。急ブレーキ・急ハンドル・急発進、そして急いで目的地に向かう事。これらはスタッドレスタイヤやチェーンの性能に関係なく注意すべき点です。ここで大切なのは「自分がノロノロ運転だと後ろに迷惑かも」とは考えない事です。仮に煽り運転(罰則強化により減っていますが)された場合も焦らずマイペースでいくか、安全に退避できるスペースがあれば譲ってしまいましょう。

 最後に、弊社でのお打ち合わせの際にも、何時から、と決めて頂くと思います。降雪時やその他天候不順の際には、その時間までに行かなくては!と思わずに、遠慮なく遅れる、もしくは日程変更のご連絡をいただければと思います。

それでは、また来週(^^)

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