稲刈りの季節
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
皆さん、三連休初日いかがお過ごしでしょうか?
昨日のゲリラ豪雨とは打って変わって、今日は快晴になり絶好のお出かけ日和となりましたね!
お彼岸入りも近いというのに日中はまだまだ暑いが続きますので、引き続き熱中症にお気を付けください。
さて、先日の休みに実家の稲刈りをしてきました。
稲刈りの時期は一般的に9月中旬から10月中旬にかけて行われます。
その日は天候に恵まれ絶好の稲刈り日和となりましたので、順調に終わりました。
我が家の田んぼは約2反ほどで、2条刈りのコンバイン(稲刈り・脱穀をする機械)は20年近く経つ古い機械ですが、朝から始めて半日ほどで終えることができました。
田植機の中にも「○条植え」という単位がありますが、コンバインにも「○条刈り」と呼ばれる単位があります。
田んぼの条というのは、列のことを言い、つまりコンバインの2条刈りは、2列ぶんの稲穂を一度に刈ることができるという意味です。
ちなみに豆知識として、田んぼの面積は現在でも「反・畝など」尺貫法の単位が使われます。
1反=10畝=300坪=約10a=約1,000m2
元々、米1石を収穫できる面積を1反としていました。
米1石は、大人1人分の年間消費量に相当します。
1石=大人1人の年間消費量=10斗=100升=1000合=180リットル
米1俵は4斗(60kg)で、米1石は10斗(150kg)ですので、米1石は2.5俵になります。
昔は米が主食でしたので、年間消費量は現在とはかなりの差がありました。
現在は当時とは米の収穫量も違いますし、食の多様化でお米を食べる量が減ってきていますので、大人1人の年間消費量は約50㎏だそうです。
お米は私たちの生活や文化に欠かせないだけでなく、有事の際の食料としても重要な存在です。
お米の消費が減れば、農家が減少し、食材自給率の低下や農地の多面的機能の喪失(雨水を一時的に貯留する洪水防止機能など)といった問題が生じてしまいます。
私たち消費者ができることといえば、お米をできるだけ食べることです。
ご飯として食べる以外にも米粉を利用したパンやお菓子なども取り入れながらお米消費の回復に貢献できることを考えても良いかもしれませんね。
お米作りは父がほとんどやっていて私は手伝い程度ですが、外食してお米を食べても、やっぱり我が家の米(ちなみにコシヒカリ)が一番美味しいと感じます。
今から新米が楽しみです♪
それではまた次回♪
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