皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

先週は構造材に記載されている番付け(ばんづけ)に「いろはにほへと・・・」が使われている記事を書きましたが、
今回は建築金物にも「いろはにほへと」が使われていることについて書かせて頂きます。

木造在来工法でお家を建てる際は、建築基準法に則って建築金物を取り付けます。
詳しくは省きますが、壁量計算、N値計算を元に建物の全体のバランスを計算して、最適な金物配置を計画します。

金物には「いろは」が刻印されていて、それぞれ強度があります。
いろはにほへと・・・の順にN値が大きくなり、要は強度が高くなります。

現場では図面を見ながら「いろは」別に必要か所に取付けていきます。

現在建築中の実際に金物が取り付けられたところを撮りました。

ホールダウン金物・・・柱の引抜きを防ぐ為
筋交金物・・・柱と筋交を緊結する為
羽子板金物・・・梁と梁を直角方向で緊結、梁が抜けないようにする為

金物の量はかなりの数になりますが、一つ一つ確実に取り付けられています。

建築基準法上、中間検査を受けることになりますが、建築金物が図面通りに取付けられているのかもこの時にチェックされます。
中間検査についてはまた後日お伝えさせていただければと思います。

鉄骨造やRC造に比べて、木造の建物は強度に劣ると思われがちですが、このように建築金物を取り付けることによって
建物の強度や耐震性を高めています。

工事が進むと見えなくなってしまう部分ですので、ご興味のあるお施主様は現場に行った際に確認してみて下さいね。

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