皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

今日、1月20日(土)からは、二十四節気「大寒(だいかん)」です。

二十四節気はその名のとおり一年を24の季節に分け、「立春」に始まり、「大寒」で終わります。

大寒は1年で寒さが最も厳しい頃といわれますが、暖冬の影響かそれほど寒くはありません。

今日の夜から明日にかけて山間部を中心に雪予報が出ていますが、異常気象により大雪になる可能性もありえます。

数年に一度とはいえ、少しでも雪の降る地域では、住まいの雪対策は必要かもしれませんね。


そこで、積雪時の対策と対処法について。

雪の被害で多いのは、

①雨樋の破損

②カーポートの破損

③フェンスの破損


①積雪による雨樋の破損対策

屋根に雪が積もり溶け始めると雪が滑り始めます。

その時、一番下にあるのが雨樋。

放置していると樋に重みがかかって変形・破損につながります。

雪かき出来れば良いのですが、屋根上の雪かきは危険です・・・

一番は屋根に雪止めを付ける事。

雪が滑るのを防ぎ、樋にかかる重さを軽減してくれます。

設置する金具にも種類があり、雪止め瓦というものもありますが、雪止めは後付することも可能です。

しかし、新築時に設置した方が費用は少なくなりますので、是非、新築時に設置することをおススメいたします。

②積雪によるカーポートの破損対策

一般的なカーポートは20cm程度の積雪が限度です。

特にカーポートの脚が片側だけで支えられているものは要注意。

脚立などを使って雪下ろしをしましょう。

やってはいけないのが水をかけて溶かす方法。

水をかけてしまうと雪が水を吸収して一気に重さが増し、カーポートの屋根を痛めてしまいます。

またお湯をかける方も稀に見えますが、急激な温度変化でやはり屋根を痛める可能性があるので避けましょう。

③積雪時のフェンスの破損対策

積雪だけでフェンスが破損することは少ないのですが、屋根に積もった雪が落ちた時にフェンスを壊してしまうという事はよくあります。

屋根の下で近くにフェンスがある場合は要注意。

①と同様で屋根に雪止めを付けて雪がまとめて落ちることを防ぐのが予防策です。


お家づくりの際は積雪への対策はあまり考えないかもしれませんが、少しでも雪の降る地域では、雪対策を考えてもいいかもしれませんね。

本日はここまで。

それではまた次回♪

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