丸太の入札へ行ってきました!
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
先日、群馬県藤岡市にある群馬県素材生産流通協同組合が運営している県産材センターに入札に行ってきました。
この時期にしては入荷量が少なくさびしい感じでしたが、丸太を必要とする多くの買方(製材業者)が来ていました。大型製材工場でしたら、まとまった量が必要になり、原料となる丸太がないと仕事になりませんので、丸太の良し悪し関係なく買い付けることになってしまい、丸太の仕入れに苦慮しているようでした。
その点、当社では良い丸太を厳選して、適正な量を適正価格で仕入れることができます。目に適う丸太が無ければ、無理をして仕入れるようなことはしません。
良い丸太を選ぶ際の注意点は、丸太の木口(切断面)の色、節の有る無し、芯が中心にあるか、年輪の状態、曲がり・クセの状態など様々な要素を考慮して入札金額を決めていきます。
20~30人の製材業者が入札し、一番高い金額を入れた人が落札となるので、
希望の丸太が買えないこともあります。
杉、ヒノキの丸太はもちろん栗や欅(けやき)、今回は桐丸太が多く出品されていました。
この桐丸太は末口(一番細い部分の直径)68cmもあります!
桐は生育のスピードが早く、20~30年でかなりの大木になります。桐は抗菌や防湿効果に優れており、その特徴を生かして様々な形で家具として使われています。
今回は目当ての丸太があまりなかったということもありますが、希望の金額で落札することができませんでした。
丸太の原木市売りは月3回開催されていますので、次回も行く予定です。
こうして県内各地から集めた純粋な「群馬県産の丸太」を、製材・乾燥・加工して寺島製材所では家を建てています。
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