ぐんま優良木材認証工場の検査
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
ここ最近は、まだ残暑厳しい日もありますが、朝晩は涼しい日もあり秋を感じられるようにもなりました。
日没が早くなりましたので、運転する際は早めのライト点灯を心がけたいところです。
さて今回は、先日実施されました、ぐんま優良木材認証工場の定期検査(年に一度実施)の様子をお伝えします。
3mの柱材(10.5cm角もしくは12cm角)を検査材料に用いて、寸法基準(+1.5mm~-0mm)乾燥基準(含水率20%以下)を満たさなければなりません。
そうなんです、12cmよりも0.1mmでも小さければ不合格になってしまうほど、基準が厳しいです。
検査用に32本用意した柱の内、11本が基準に達すれば合格となるのですが、1本の柱に対して、
2面を末口・中間・元口と3か所ずつ、ノギスと含水率計を用いて寸法と含水率を計6回チェックします。
検査項目には該当しませんが、上の写真は木材の強度性能を測る簡易グレーディングマシンで検査している様子です。
重量測定部に試験体(木材)を設置し木材の重さを測ります。
木材の木口をハンマーで打撃することにより発生した振動周波数を測定して、曲げヤング係数を求める装置です。
詳細な説明は割愛しますが、分かりやすく言うと、曲げヤング係数とは、木材の変形し難さを表す係数です。
数字が大きいほど強度があるとされ、杉材ですと、平均E70という数字になります。
検査の結果、含水率も平均10%程度とよく乾燥していて寸法基準も問題なく、11本検査してストレートで無事合格を頂きました。
これからも品質の良い優良木材を生産して、安心・安全なお家づくりに取り組みます!
本日はここまで。
それではまた次回♪
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