皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

先日の記事で「EV・PHEV充電用コンセントについて」書きましたが、今回はその他のEV充電器について紹介いたします。

電気自動車(EV)は、購入補助金制度の増額もあり、今後確実に普及拡大されるでしょう。

次のマイカー買い替えは、電気自動車にしようかとお考えの方も多くいらっしゃるかと思いますが、

外出先での充電場所が地域によってはまだ少なく、充電時間も長くかかるといった充電のデメリットが気になる方は、自宅にEV充電器を設置しようかと検討されるかもしれません。

先日は、設置費用の安さ、設置工事の手軽さという意味で第一候補となる充電用コンセントについて紹介しました。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

家庭用EV充電器には大きく分けて「自立スタンドタイプ」「壁付けタイプ(ボックス・ケーブル付属)」「壁付けコンセントタイプ」の3種類があります。

価格帯はタイプごとに大きく異なり、幅広い中から選ぶことができますが、家庭用EV充電器の3タイプの特長について。

①自立スタンドタイプの特長

商業施設などで見かけることの多い自立スタンドタイプは、家から離れた場所でも自由に設置可能なのが特長。
家と駐車場との間に距離がある場合に便利です。
車載ケーブルを使うコンセントタイプと車載ケーブルが不要なケーブル付属タイプのどちらもあります。
充電用コンセントは3.0kWですが、このタイプは6.0kW以上の出力で急速充電可能なものもあります。

②壁付けタイプ(ボックス・ケーブル付属)の特長

駐車場と建物の距離が近いなら、価格がおさえられる壁面に取り付けられるタイプがおすすめです。
なかでもケーブル付属しているタイプなら、車載ケーブルを使う必要がなくスムーズに充電できます。
さらにボックスタイプならケーブルが収納できるため、外観をそこねません。

③壁付けコンセントタイプの特長

新築戸建てに予め設置されている場合、多くはこの壁付けコンセントタイプ。
最もシンプルなつくりでサイズが小さく、価格が非常に安いのが特長です。
狭小住宅の駐車スペースなど、壁面ぎりぎりに車を置く場合も設置できます。
充電のたびに車載ケーブルを出し入れすることに抵抗がない方なら便利に使えるでしょう。

この他にも「V2H」という機器もあります。

「災害への備えとして役立つ」「電気代の節約につながる」などのメリットがあることから、注目を集めている「V2H(Vehicle to Home)」。

V2HはEV・PHEVの大容量バッテリーに蓄えられた電気を取り出して自宅で使用できるなど車を蓄電池代わりに使用することができるため、使い勝手や利用用途が変わります。

V2H導入の必須条件ではありませんが、V2Hのメリットをフル活用するためには、太陽光発電との連携が推奨されています。

太陽光発電で得られる電気を利用することで、環境への貢献や、電気代の節約が期待できるからです。

逆に言えば、すでに太陽光発電を利用している家庭なら、V2Hの導入がおすすめとも考えられます。

また、V2Hの導入をきっかけに太陽光発電の設置を検討してみるのもよいのではないでしょうか。

EVやPHEVを災害時の非常用電源として活用できるほか、充電時間の短縮も可能となるなど、V2HはEVやPHEVに乗る人たちの間で、これからさらに注目されるシステムになっていくことでしょう。

すでにEVやPHEVを利用している人はもちろん、購入を検討している人も、この機会にV2Hの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

上記で紹介しましたEV充電機器は、いずれも充電用コンセントに比べると費用は高くなりますが、自宅の状況やそれぞれの人が求める機能によって充電設備の選び方は変わってきます。

今後これらのEV充電機器の導入をお考えの方に参考になりましたら幸いです。

本日はここまで。

それではまた次回♪

もしインスタグラム、フェイスブックをされていたら是非フォロー、いいね!してくださいm(__)m

⇒インスタグラムはこちら

⇒フェイスブックはこちら

 寺島製材所が手がけた素敵なお家。気になる方はこちらから!