皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

梅雨が明けたというのに雨の日が続いていますね。

あと1週間ほどはすっきりとしない日が続く見込みのようですが、晴れて強い日差しが照りつけ猛暑日になるのも考え物ですが・・・

雨が多く晴れていなくても気温は高いので、こまめに水分補給をして、室内でも適切にエアコンを使用するなど、熱中症対策は欠かせませんね。

さて今回は、住まいの雨対策として雨樋について書きます。

雨樋は屋根から流れ落ちる雨水を集め、地面や側溝に排水するための装置のことで、水の浸入により建物が腐食することを避けるのが、雨樋の最大の役割です。

雨樋がないと屋根から流れた雨水は、建物の周囲を濡らすだけでなく、屋根から直接地面に落ちた雨水が水たまりを作ったり、地面に跳ね返った泥水が住宅の外壁を劣化させることもあります。

雨水が部材と部材の接合部分や、外壁のひび割れなどから内部に入り込み、土台や柱などの建物の重要な部分を腐らせてしまう可能性があり、建物の耐久性に大きく影響しますので、雨樋の役割はとても大きいです。

一般的に雨樋は塩化ビニール(プラスチック)素材のものを使っていて、その他にはガルバリウム鋼板や銅などの素材が使用される場合もあります。

とは言え、コストや施工性の関係で、ほとんどの工務店やハウスメーカーは塩化ビニール製を使用しています。

一般的な雨樋は20~25年が寿命と言われます。

見た目や機能性に問題がないように見えても、実は劣化が進んでいる場合もあります。

雨樋が壊れてしまう原因は経年劣化も挙げられますが、ほとんどの場合は強風や積雪によるものになります。

積雪、強風は火災保険の風災の項目で保証されていますので、火災保険を申請することで実質無料で修繕が可能となるケースが多いです。

雨樋は日常的に清掃できる部分ではありませんし、普段あまり気にするところではない為、見逃しやすい部位なので、雨樋が原因で家の耐久性を落とすことが意外に多いみたいです。

梅雨や台風シーズンに入る前には、落ち葉やゴミなどで詰まっていないかを定期的にチェックをしてみて下さい。

こうした落ち葉やゴミ等による雨樋の詰まりを未然に防止する為に落ち葉除けネットやカバーを設置することもできますので、検討して頂くのも良いかもしれません。

落ち葉やゴミを清掃する時は高所作業につき十分安全に配慮して頂き、一番はプロの業者に頼まれるのが良いです。

ちなみに日本の平均降水日数は2017年の全国平均が124日(34.09%)だそうです。

そして、世界で一番降水日数が多い都市は、オーストラリアにあるマッコーリー島で、その降水日数は年間307日。

ほぼ、一年中雨が降っていることになりますが、この島は無人島みたいです。

以上、最後に話がズレましたが、雨樋の役割と重要性をご理解頂けたら幸いです。

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