4面スリット柱
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
現在、当社工場では来月中旬の上棟ラッシュに向けて3軒分の構造材を絶賛準備中です。
上棟が集中しているので忙しい中ではありますが、手を抜かず厳しい目で選別していきます。
柱は当社で丸太から製材し、乾燥を施したものになります。
下の写真の柱に入っているヒビ割れみたいなものは、弊社の材料の特徴でもある4面スリットという溝になります!
無垢の木(特に構造材といわれる柱や梁材)は表面への割れなどはどうしても出てしまうものですが、それを解消する方法として弊社ではこの4面スリットという方法を採用しています。
4面スリットとは、柱の四方の面すべてに細く浅い溝をつけてあげることで、無作為についてしまうひび割れを解消するというものです。
4面スリットは伸縮が均等に分散され大きな暴れを抑える効果があり、
乾燥時には4箇所の切溝から木材の熱が逃げるので、中心部、表層部とも均一に含水率が下がります。
含水率は現場搬入時で8%~12%で推移しています。
ぐんま優良木材としてはもちろん、水分量の安定といった点でも建てた後の不具合を抑えることができる水準です。
以上、弊社が一番自信を持っている構造部分についてお伝えさせて頂きました。
来月の上棟に向けて、より一層気を引き締めて準備していきたいと思います!
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