10月21日は「あかりの日」
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
皆さん、誰もが知っている発明王・エジソンが白熱電球を発明したのはご存じかと思います。
それが、1879年の今日、10月21日で、エジソンによって開発された実用的な白熱電球が40時間点灯し実用的なものに至りました。
この日に、白熱電球を完成させた事に因んで、明かりのありがたみを認識する日として「あかりの日」が1981年に制定されました。
エジソンは電球をさらに安定させるため、フィラメントの素材を探し続け、日本の京都の竹から作るフィラメントに辿りつき、竹製フィラメント電球を製造しました。
また、エジソンは白熱電球を実用的に改良しただけでなく、会社を設立し、発電から送電までを含む電力系統の事業化にも成功しました。
アメリカを代表する企業である、ゼネラルエレクトリック(GE)社は、エジソンが創設した電気照明会社をその起源としています。
こうして、実用的な電球が完成したことで電気を使った照明は世界中へと広がっていき、さらなる発展へと繋がりました。
歴史を振り返ると「白熱電球」から「蛍光灯」 「蛍光灯」から「LED」へと進化してきた歴史の流れがあります。
ですからあと何十年かしたら、さらに進化したまた別の「あかり」が普及している可能性もあります!
あかりの進化の歴史の中で普及してきたLEDですが、一般家庭に当たり前のように使用されるようになったのには沢山のメリットがあるからです。
LEDのメリットとして一番は「節電」だと思います!
LEDは白熱灯器具や、蛍光灯器具に比べて、少ない消費電力で点灯するので、白熱灯と比べると電気代は10分の1です。
「長寿命」も魅力的!
LEDのあかりの寿命は約40,000時間!
一日10時間使用しても、10年以上長持ちします。
しかし実際には「すぐにLED電球が壊れた」「点灯しなくなった」というケースもあります。
LEDの寿命は「初期の明るさから70%に低下するまでの時間」としましょうと日本照明器具工業会によって規定されました。
その70%になるのが、約40000時間ということなのです。
なので徐々に暗くなって明るさは落ちていきますが、40000~50000時間経過しても点灯しなくなるというわけではないのです。
LEDは以上のことから突然点かなくなる「球切れ」にはなりません。
LED電球が切れる原因の多くは電源部の故障にあります。
LED素子自体は熱の影響を受けにくいものの、電源部にはコンデンサーという電子部品が使われており、それが熱に弱いのです。
つまり、LED電球が点灯しない・つかないという原因の多くは、LED部が壊れる・切れるのではなく、電源部が熱によって故障してしまうことにあります。
その他のメリットとしては、「虫が寄りにくい」という点があります!
LEDは紫外線の少ない明かりです。
虫は紫外線に集まる習性があるため、LEDにはあまり寄ってこないといわれています。
特に、夏場の照明器具に集まる虫はイヤですよね。
虫が苦手な人には、嬉しいメリットではないでしょうか。
日本では環境問題への配慮と省エネを推進する立場から、LEDなどの次世代照明の導入を推進しています。
それを受けて、大手照明メーカーでは蛍光ランプの製造は継続していますが、蛍光灯器具や水銀ランプの生産を終了しています。
市場に出回る照明はLEDが基本となって、蛍光灯は手に入りにくくなり、やがて交換もできなくなるといわれています。
あかりの世界にも、新しい生活様式への切り替えが求められているのですね。
「あかりの日」を知って頂き、暮らしを豊かにする照明についてあらためて考え、見直す良い機会にしていただければと思います。
本日はここまで。
それではまた次回♪
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