東京オリンピック
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
4連休いかがお過ごしでしょうか?
弊社では水曜日から3連休を頂きまして、心身ともにリフレッシュできました。
コロナ禍の中、県外へ出かけることはできませんが、いよいよオリンピックも始まり、テレビ観戦をしました。
昨日は東京都の国立競技場で開会式が行われました。
東京が緊急事態宣言下にある中で始まり、開会式も含め大半の会場が無観客になるなど、異例づくめのオリンピックとなりました。
オリンピックムードにはほど遠い雰囲気となってしまいましたが、テレビを通して応援したいと思います。
開会式を見ていると式典では、労働歌「木遣り唄」とともに、木工作業を模したパフォーマンスが始まり、
直径4メートルの大きな木製の輪が会場に運び込まれ、演者たちが五輪のシンボルである五つの輪をその場で組み上げました。
ちなみに「木遣り唄」とは、新築住宅の建前(上棟式)や地鎮祭など、おめでたい行事や儀式で歌われる伝統的な祝儀歌です。
元々「木遣り唄」は、日本の木造建築における鳶職(とびしょく)らによって歌い継がれた伝統的な作業歌・労働歌で、
重たい木材や岩などを大勢で運んだり、土地を突き固める際に、力を込めるタイミングやペースを合わせやすくするなどの意義があったそうです。
1964年の前回東京オリンピックの際、各国選手団が持ち寄った種が全国に配布されて各地で育てられ、
今回使用されたのは、北海道にある児童自立支援施設で育った木材の間伐材で、この五輪マークは、57年の時を隔てた二つの東京大会をつなぎ合わせるシンボルとなりました。
以前の私のブログでも書きましたが、国立競技場には47都道府県の木材が大量に使用されており、「木の文化」を印象づけるオリンピックの幕開けとなりました。
未だ落ち着きを見せない「ウッドショック」の中、これをきっかけとして、業界関係者だけではなく、一般の消費者の方にも、国産材の未来を考える良い機会となれば幸いです。
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