皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

ゴールデンウィーク休暇中の方も居ると思いますが、弊社では昨日より営業しております。
3日間の休みは、あっという間に終わってしまいましたが、気持ち新たに業務に努めたいと思います。

大型連休後に気になるのは、体調を崩したり、気持ちが落ち込んだりといういわゆる5月病ですね。
5月病は適応障害の一つと言えますが、今年は特に、行動制限がない中久しぶりに旅行などで過ごした方も多いと思われ、仕事や勉強に戻る時の適応がうまくいくかどうかが心配です。

連休明けに不調を起こす要因は、生活リズムの乱れです。

休みの間、夜遅くまで起きていて朝起きるのが遅くなることで生活リズムが後退しやすくなります。
こうした状況からまた仕事に戻ろうとしても時差ボケのような状態に陥り胃腸障害や集中力低下などが起こりやすくなります。
ですから生活リズムを素早く元に戻すことがポイントです。

毎朝決まった時間に起き、朝起きたら太陽の光を浴びて、適度な運動と適度な食事を摂ることが重要ということです。

4月から様子を見つつリモートワークから出社に変わった職場も多く、出社に慣れないうちに連休入りした場合は適応障害が起こりやすくなります。

また新入社員は入社間もなく連休に入り、学生時代の外出自粛状態から解放されて間もないだけに適応が難しい場合が予想できます。

会社員以外でも年齢を問わず、久しぶりに家族で外出したり友人知人と会ったりと、自粛からの環境が変化し生活リズムが乱れた方も多いでしょう。

それぞれ対策をとって連休明けをぜひ乗り切りましょう!

さて、「ウクライナ情勢による影響」という題目で一度お伝えしましたが、建築業界では「合板ショック」が襲い掛かっています。

発端は、3月9日付でロシア政府が発表した一部木材の輸出禁止措置です。

ロシア政府は日本を含む非友好国向けの丸太、単板、チップの輸出を「2022年末まで禁止する」としました。

構造用合板などの表面材に使用されるロシア産のカラマツ単板は、性能が良く多くの合板メーカーにて採用されているそうですが、今後は全層スギ(国産)の構造用合板にシフトしていくそうです。

ロシアによるウクライナ侵攻以前からコロナウイルスによる影響で、合板の品不足・価格上昇はありました。

現在は、世界的な木材価格の高騰で、国産原木の多くが高値で取引される柱材・梁・桁材向けに流れ、合板向けの原木が不足しているため、また、製造の際に使用される接着剤の値上げもあり、極度の品薄と高値に陥っています。

これをきっかけに「合板が手に入りにくくなる」との懸念が一気に広がり、卸会社やメーカーに注文が殺到しており、プレカット会社などの一部に仮需要(買いだめ)が発生している状況です。

合板の用途としては、家の構造材として、床や壁、屋根の下地材として、また、コンクリートを流しこむ際の型枠(コンクリートパネル=コンパネ)に使用されます。

合板は構造用の他にも家具や建具、合板フローリングの基材など、さまざまな用途に活用されており、建築資材として欠かせないものです。

そのため、合板を安定的に供給できない状況に陥ると、建物をつくるうえで不可欠な建材が確保できず工期に遅れが生じることはもちろん、価格に転嫁せざるを得ないケースも出てきてしまいます。

悩みが尽きませんが、引き続き今後の動向に注力して早め早めの対応をしつつ、極力影響が出ないように努めたいと思います!

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