クッションフロア・フロアタイル
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
連日のように新型コロナウイルス関連のニュースが飛び交い、スーパーから生活用品が消えたり、
外出自粛ムードが広まる中、不安な毎日を過ごしている人は多いと思います。
在宅勤務ということもあるでしょうが、皆さんが行動を自粛している関係で道路もガラガラ
誰しも感染したくないですし、また、感染させたくもないですから当然のことだと思います。
一日も早く平穏な日々が戻ってほしいです。
さて、今回は家づくりの際に悩まれる方も多いと思いますが、床材についてです。
素材ひとつとっても、木質系フローリング・クッションフロア・フロアタイル・カーペット・畳などあり、種類・デザインが豊富で値段も安いものもあれば、高いものもあります。
床材は占める面積も大きい為、素材ひとつで印象が大きく変わります。
弊社では最近、キッチン・洗面所・トイレなどの水回りにクッションフロアやフロアタイルを採用するお客様が増えています。
クッションフロアとフロアタイルの違いは簡単に言うと・・・
クッションフロア(CF)・・・塩化ビニール、厚み約1.8mm、やわらかい、クロスのようにロール状
フロアタイル・・・塩化ビニール、厚み約2.5mm、硬い、タイルのようにピース状
ざっとこんな感じです。
フロアタイルの方が質感がリアルですが、ピースを一枚一枚貼り合わせるので工賃も高いです。
クッションフロアの方が広げてカットするだけなので安く、商品自体もクッションフロアの方が安価です。
クロスのようにメーカーも多く、デザイン・バリエーションが豊富で耐水性にも優れているため、
簡単に雰囲気を変えられるのがメリットですね。
しかし、逆にデメリットがあるというのも事実です。
ここからは「デメリット」を正直にお伝えします。
まずは、私が考える最大のデメリットは「耐久性」。
物を落としたら表面が破れてしまう事もありますし、重い物を乗せっぱなしにしておくと表面に跡が残ります。
このあたりは製品の性質上のことなので仕方ないことですが、正直に触れておきます。
その他のデメリットは以下のようになります。
経年で剥がれてくることがある
見た目が安っぽい
劣化が早い
脱衣所のような湿気が多い場所では接着力が弱まり、隅から剥がれ、反ってる事例を見かけます。
フローリングのようなデザインを選んでも触感的には完全にビニール。
また、遠目には「木」のように見えたとしても、近くで良く見ると「プリント」だということは明白です。
もし、本物志向が強いのであればクッションフロアの「安っぽさ」にがっかりしてしまうかもしれません。
家庭用に使う「クッションフロア」の厚みは2mm程度と非常に薄く作られています。
その上で生活するわけですから、劣化が早くて当然と言えば当然だと思います。
クッションフロアを使うなら、劣化が早いと割り切って使うことをお勧めします。
耐久性も求めるなら厚みもあって硬さもあるフロアタイルを私はおすすめします。
今回はクッションフロア・フロアタイルについてお伝えしましたが、
どのような床材を採用するにしてもメリット・デメリットはありますので、一概にどれが良いとは言えません。
弊社のモデルハウスにお越しになって、実際に見て触れて歩いて将来の生活を想像しながら体験してみて下さい。
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