皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

突然ですが、登り梁をご存知でしょうか?

登り梁(のぼりばり)とは屋根組と兼用して斜めにかけられた梁の事です。

一般的な屋根組みの場合、母屋の上に垂木を載せますが、
登り梁の場合は母屋を設けずに、棟木から軒桁まで直接渡します。

勾配天井にしたときに、梁を見せたくない場合などで、登り梁が用いられますが、
当社の場合、梁見せ天井にすることが多いので、今度上棟予定のお家でも
あえて登り梁を見せるようにします。

下の写真は過去に当社で建築させて頂いた建物の登り梁です。

登り梁にする場合のメリットとしては、
①空間のアクセントになる
②天井を少し高くすることができるので、広く感じる
③無垢の梁なら経年による風合いの変化を楽しむことができる
などが挙げられます。

あえてデメリットを挙げるとすれば、
勾配天井にすることで天井を仕上げる際に通常の平らな天井よりも
大工さんの手間がかかるので、コストアップになってしまいます。

登り梁は特殊な加工になるので、プレカットで加工することができず、
大工さんに加工してもらいました。

下の写真は当社の熟練大工さんが加工した登り梁です。

機会があれば、実際に上棟した際、骨組みの様子をご紹介できればと思います。

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