皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

先日の休みの日に田植えをしました。
田植えをしたと言っても、父親の手伝い程度ではありますが、、、

農家の方とお話をすると、一反(いったん)や一畝(いっせ)など最近では
あまり使わない単位を聞くことがあります。

1反=10畝=300坪=約10a=約1,000m2です。

土地の広さ(面積)の単位は、「㎡」「坪」「a(アール)」「ha(ヘクタール)」など、色々あってとても混乱しやすいものです。

さて、家のプランを考えたり土地を検討したりする際に「坪」という単位で面積を考えます。

畳2枚分が約1坪なので感覚的にわかりやすいというのが大きな理由ですが、
この坪という単位も実はお米に大変関わりのある単位なのです。

この「坪」が成立した頃の昔の話ですが、1坪の土地からは約3合の米が収穫されました。

これは1人が1日に食べるお米の量に相当しました。
1人1日1坪、1ヶ月で1畝(せ・30坪)、1年で1反(たん・300坪)となります。

太陰暦では1年が360日でしたので、本来の1反(たん)は360坪ですが、
太閤検地の際300坪とされ今に至ります。

ちなみに1畝から採れるお米の量が1俵、1反が1石(こく)となります。

元々、米1石を収穫できる面積を1反としていました。
当時の米1石は、大人1人分の年間消費量に相当します。

ちなみに一石の重さは約150㎏。当時の人々は1年間に150kgものお米を食べていたそうです。

統計によると、現在は1人当たりの1年間の米の消費量は、約60kg弱/年(1合強/日)という調査結果がでています。

昔とは違い、パンや麺類なども主食になっているので、お米を食べる量が少なくなっているのは当然ですね。

坪を平米に変換、または平米を坪に変換したいときは、

土地面積○○平米に0.3025を掛けてみてください。

そうすれば坪数が出てきます。

例)100平米 × 0.3025 =30.25坪

逆に坪数を0.3025で割ると、平米数になります。

例)1坪 ÷ 0.3025 =3.3057m2

この「坪」、感覚的に分かりやすいばかりでなく、農耕民族である

私たち日本人の根底にしっかりと刻み込まれているのかもしれません。

なんだか話がまとまりませんが、また来週m(__)m

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