床の間について
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の鈴木です。
皆様は床の間はご存じですか?最近ではあまり耳にしませんが、実家やおばあちゃんちに行くとよくあるのではないでしょうか?もちろん今のお家にもあったりします(;’∀’)なので、今回は床の間についてを記事にします!!
床の間とは・・・
和室の床を一段高くしたところであり、奈良時代から始まった床の間があると言われています。床の間は身分の高い、貴族が座る場所だったという説がありますが現在では和室に床の間を作ることによって掛け軸や飾り物(生け花・刀等)を置きお客様をもてなす・過ごしやすい場所を作るなど意味合いがあります。
床の間の向き・・・
床の間を置くのに良い向きを以下に挙げてみます。
・床の間が東になる向き(西を背にします。)
・床の間が南か東南になる向き(北や北西を背にします。)
こうした向きは、大吉の向きとも言われます。
また、床の間はお部屋の上座近くに設置することが多く、目上の方などご来場の場合は居心地のいい場所として空間の演出をします。
逆に床の間を置くのに避けた方が良いとされる向きもあります。鬼門など邪気の出入りがあるとされる向きが挙げられます。
・北東や南西といった鬼門にある床の間
・北向きや北西向きの床の間
・西日が入る向きも飾り物などが劣化してしまうのでよくないと言われてます。
床の間の種類と特徴・・・
円窓床:床の間の壁に円窓があります。
霞床:床の間の壁の全面に違い棚があります。
琵琶床:床の間の脇に琵琶棚があります。
釣り床:壁床ともいわれる簡易な床の間です。天井から吊束(つりつか)を下げて、落とし掛けと言われる横木を取り付けています。下は畳です。
置き床:特に床の間スペースを作らず、可動式の小型の飾り棚などを置きます。そこに花などを飾り、床の間スペースにするケースです。
などほかにもたくさんあります。皆様はどんな床の間をみたことがありますか?ぜひ教えてくださいね((´∀`*))
また床の間以外にも注文住宅でお部屋のご相談など随時イベント行っておりますのでお気軽にご相談くださいね╰(*°▽°*)╯
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