皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。

最近は天候に恵まれ、晴れの日が続いています。
週末は広い範囲で気温が上昇し、25度以上の夏日になる予想です。

まだ、暑さに慣れていない時期ですので、体調を崩さないよう、
室内の風通しを良くして気を付けてください。

さて、今日は「ニッチ」をご紹介したいと思います!

「ニッチ」聞いたことはありますか?

「隙間」「くぼみ」という意味で、ビジネスシーンでは隙間産業というような意味で使われることもありますね。

建築業界で「ニッチ」というと、壁をくぼませて作る棚を指します。

ニッチをうまく作ることで、棚が置けないようなスペースにも収納が作れたり、
お気に入りの小物を飾れる場所を作ることができます。

注文住宅の醍醐味とも言える、「家の個性」を出すのにもってこいな「ニッチ」。ぜひ新居に取り入れてみてください!

上の写真のようなニッチを玄関に作ると、たちまち素敵な玄関になります!

棚を置いたりするよりもスッキリとした空間を保ちつつ、小物を飾れる場所が出来ます。

この背面の部分にマグネットボードを付けて、磁石が付けられるように施工することも可能です。

ニッチにバーを付ければ、マガジンラックのように使うことも可能です! 
お子様が小さいうちは絵本を置いてもいいですし、料理本を置いたり、雑誌、新聞を置いたりと、散らかりがちなものの居場所が出来るので家をスッキリと保つことができます。

表紙がおしゃれなものを並べれば、インテリアにもなりますね。

私が個人的におすすめするニッチ設置場所は、キッチン、洗面脱衣室です。

我が家のニッチをちらっとご紹介。

キッチンニッチ、いわゆるスパイスニッチと言われるものです。

もう少しおしゃれな調味料入れだと映えるのですが、、、

すぐにパッと使えて、しまえるのでおすすめです!

洗面脱衣室のニッチです。

洗濯機横にニッチを作れば、使用中の洗剤などがすぐに使えてすっきりします。

基本的にニッチはオプションになりますが、
弊社では給湯器やインターホンなどのコントロールパネルを標準でニッチにしています。

生活感の出やすいこれらをニッチの中にまとめて整列させることでスッキリと見せることができます。

ニッチをおすすめしてはいますが、注意して頂きたい点もあります。

壁の中の柱と柱の間にいれるニッチ棚ですが、実は壁の中には間柱や筋違が入っていたりする所もあります。どこにでも付けることはできませんので、ニッチの位置は検討する必要があります。

また、断熱材が入らなくなるため、外壁側の壁にニッチをつけることは厳禁です。ただ、断熱材を入れたうえで、壁をふかして付ける場合は大丈夫ですので、
設計段階から打合せしておかなければいけません。

インテリアや整理整頓系のブログでもしばしば取り上げられていますが、
腰の高さの棚上やニッチの縁には、ちょっとした小物を正しい場所に片付けずに仮置きしがちです。

あと、ホコリもたまり、掃除が面倒になりがちですので、
むやみにニッチは作らないで、生活を始めてからどうしても必要な場合が出てきたら、後付けの棚などで対応するという方法もあります。

新築のニッチの設置は、 事前にいろいろ使用用途を考えてから設置しましょう。

何事も最初の計画が大事です!

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