ぐんま優良木材認証工場定期検査
皆さま、こんにちは!
前橋・高崎・渋川を中心に、群馬で本物の木を使ったナチュラルで
快適な家づくりをしている寺島製材所の田中です。
今日は少し前と比べれば大分暑さも和らぎましたが、
まだまだ熱中症には気を付けなければいけませんね。
日が落ちるのも早くなりましたので、早めのライト点灯を心がけたいところです。
さて今回は本日実施されました、ぐんま優良木材認証工場の定期検査(年に一度実施)の様子をお伝えします。
3mの柱材(10.5cm角もしくは12cm角)を検査材料に用いて、
寸法基準(+1.5mm~-0mm)乾燥基準(含水率20%以下)を満たさなければなりません。
そうなんです、12cmよりも数mmでも小さければ不合格になってしまうほど、基準が厳しいです。
また、この検査と同時に簡易グレーディングマシンで強度検査も実施しました。
重量測定部に試験体(木材)を設置し木材の重さを測ります。
木材の木口をハンマーで打撃することにより発生した振動周波数を測定して、
曲げヤング係数を求める装置です。
詳しく書くとわかりにくいので簡単に言うと、
曲げヤング係数とは、木材の変形し難さを表す係数です。
数字が大きいほど強度があるとされ、杉材ですと、平均E70という数字になります。
柱1本1本、数値は異なりますが、平均的に良い数値が出たようです。
含水率も平均10%程度とよく乾燥していて、寸法基準も問題ありませんでしたので、無事合格を頂きました。
これからも品質の良い優良木材を生産していきたいと思います!
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